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埼玉県の通信制高校の学費を比較|公立年2万円から私立94万円まで【2026年度】

埼玉県の通信制高校を調べても、学費の見せ方が学校ごとに違って比べられない人へ。県内に本校を置く12校の年間学費を同じ基準でそろえ、公立と私立で差が出る理由、就学支援金の扱い、表に出てこない費用まで整理しました。

#通信制高校#学費#埼玉県#就学支援金

埼玉県の通信制高校を調べ始めると、学費の見せ方が学校ごとにバラバラで手が止まります。

「就学支援金適用後」の金額だけを載せている学校もあれば、1単位あたりの単価しか書いていない学校もある。

同じ土俵に並べられないまま、資料だけが増えていきます。

そこで、埼玉県に本校を置く通信制高校12校の年間学費を、就学支援金を適用する前の年間総額という同じ物差しでそろえました。

なお、通信制高校の学費はコースや履修単位数によって同じ学校でも大きく変わります。以下の金額はEduria掲載データにもとづく目安です。

埼玉県の通信制高校12校の学費一覧

学校名年間学費の目安区分
埼玉県立大宮中央高等学校約2万円公立
清和学園高等学校3〜11万円私立
武蔵野星城高等学校6〜93万円私立
大川学園高等学校11〜25万円私立
松栄学園高等学校約20万円私立
志学会高等学校約28万円私立
わせがく夢育高等学校29万円〜私立
霞ヶ関高等学校30〜73万円私立
聖望学園高等学校約40万円私立
開智高等学校約43万円私立
本庄第一高等学校約48万円私立
国際学院高等学校約94万円私立

最も安いコースで比べた年間学費の目安

単位:万円

大宮中央(公立)

清和学園

武蔵野星城

大川学園

松栄学園

志学会

わせがく夢育

霞ヶ関

聖望学園

開智

本庄第一

国際学院

※就学支援金適用前・各校の最も安いコースの年間総額の目安。コース・履修単位数により変動します。

最も高い国際学院高等学校は週4日(年40〜50日)のスクーリングを実施しており、通学量の多さが学費に反映されています。

本庄第一高等学校はメタバース校舎を活用したコースを持つなど、通学以外の形でのつながり方を模索する学校もあります。

清和学園高等学校は調理科を設置しており、卒業と同時に調理師免許を取得できる点が特色です。

公立と私立で数万円〜数十万円の差が出る理由

埼玉県に本校を置く公立の通信制高校は大宮中央高等学校の1校だけで、年間学費は約2万円です。

私立最安の清和学園(3万円)とはまだ差が小さいものの、20万円以上の私立校とは大きな開きがあります。

この差の正体は、授業料の単価ではなくサポートの人件費です。

公立は、レポート作成もスクーリングの出席管理も基本的に生徒の自己管理に任せる前提で設計されています(大宮中央高等学校は月2〜3回または週1〜3回のスクーリングから選べます)。

一方の私立校は、担任による声かけ、レポートの添削指導、進路指導、登校日の運営といったサポートを人手をかけて提供しており、その運営費が学費に乗ります。

なので「安いから公立」と決める前に見ておきたいのは、レポートを一人で計画的に進められそうかどうかです。

そこが不安なら、登校頻度の高い私立コースの学費は、授業料というより卒業までたどり着くための伴走料に近いものになります。

通信制で本当に怖いのは学費より中退なので、この見立てを外すと結果的に高くつきます。

埼玉県独自の軽減制度、通信制向けの具体額は非公開

上の表の金額から、まず国の高等学校等就学支援金が差し引かれます。

2026年度からは所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず全世帯が対象で、通信制課程は年33万7,200円(1単位あたりでは13,668円)が上限です。

制度の仕組みは通信制高校でも就学支援金・無償化の対象になる?で解説しています。

埼玉県には「私立高等学校等父母負担軽減事業補助金」という県独自の上乗せ制度があります。

県の案内には「通信制高等学校も補助の対象となります(埼玉県が認可した通信制高等学校のみ)」と明記されています。

ただし全日制向けには、所得区分ごとの上乗せ額(入学金・施設費等)が具体的に公開されています。

一方、通信制向けの案内資料は国の就学支援金の金額をそのまま示すのみ。県独自の上乗せ額そのものは、公開資料からは確認できませんでした。

埼玉県が認可した通信制高校で実際にいくら上乗せされるかは、志望校か埼玉県学事課に直接聞かないと分からない部分です。

学費一覧に出てこない費用

比較表の金額のほかに、次の費用がかかる場合があります。資料請求で届いた金額にこの3つが含まれているかを見比べると、入学後の「想定外」がだいぶ減ります。

  • 制服・教科書・行事費:制服は任意購入の学校が多いものの、購入すると6〜9万円程度。教科書・副教材費は年1〜2万円が目安です
  • スクーリング費用:本校が遠方の広域通信制では、集中スクーリング時の交通費・宿泊費が別途かかります。埼玉県内に本校がある学校を選ぶ利点は、この費用を抑えやすいことです
  • サポート校の費用:通信制高校と別にサポート校を併用する場合、年間50〜100万円程度が上乗せされます。サポート校が要るかどうかの判断材料は通信制高校とサポート校の違いにまとめています

転入のタイミングでも初年度の負担は変わる

いま全日制に在籍していて年度の途中で移る場合、初年度の学費は「いつ転入するか」で変わります。

多くの私立通信制は履修単位数に応じた課金のため、年度の後半に転入すれば初年度の履修単位が少なくなり、その分授業料も少なくなります。

前の高校で修得した単位の引き継ぎとあわせて、通信制高校への転入ガイドにまとめています。

埼玉県で一番学費が安い通信制高校は?

公立の埼玉県立大宮中央高等学校で、年間約2万円です。ただし公立は自学自習が前提のため、レポートを一人で進める自己管理力が要ります。私立で最も安い水準は清和学園高等学校の年3万円前後です(いずれも就学支援金適用前)。

埼玉県独自の助成金はいくらもらえますか?

埼玉県が認可した通信制高校であれば「私立高等学校等父母負担軽減事業補助金」の対象になると案内されていますが、具体的な上乗せ額は公開資料からは確認できませんでした。実際の軽減額は志望校または埼玉県学事課への問い合わせでしか分かりません。

広域通信制(N高など)と県内の学校はどちらが安いですか?

授業料だけならオンライン中心の広域通信制が安い場合もあります。ただし本校が遠方だと集中スクーリングの交通費・宿泊費がかかるため、総額では県内に本校・キャンパスがある学校と逆転することがあります。比べるなら年間の総額です。

まとめ

  • 公立は県内に1校:大宮中央の年約2万円。私立11校は3〜94万円と幅が大きい
  • 差の正体はサポートの人件費:授業料の単価そのものではありません
  • 就学支援金:2026年度から全世帯対象。通信制は年33万7,200円が上限
  • 県独自の上乗せ:通信制も対象だが金額は非公開。聞かないと分かりません
  • 表に出ない費用:制服代・スクーリングの交通費・サポート校の併用費

次にやること — 候補を2〜3校に絞って資料請求し、届いた学費表に制服代・教科書代・スクーリングの交通費が入っているかを突き合わせてみてください。ここが揃うと、初めて学校どうしを同じ土俵で比べられます。

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