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留学できる学校の選び方|交換留学・休学留学の違いと比較のポイント

「留学制度あり」と書いてある学校ばかりで、どこが本当に行けるのか判断できない。交換留学と休学留学の違い、協定校数と派遣枠が別物である理由、費用が学費据え置きかどうかなど、進学前に見分けるポイントを整理しました。

#留学#大学選び#交換留学

「留学したい」と思って学校のパンフレットを開くと、どこにも「留学制度あり」と書いてあります。

同じ一言なのに、実際には在籍校の学費のまま行ける学校と、自分で休学して費用も全部自己負担になる学校が混ざっています。

この違いはパンフレットの表記からはまず読み取れません。

そして厄介なのは、この差が入学後ではなく志望校を決めた時点でほぼ確定してしまうことです。

制度が薄い学校に入ってから留学を目指すと、情報集めと休学の手続きを自分で背負うところから始まります。

「留学できる学校」の2つの制度

大学・専門学校が用意している留学制度は、大きく2種類に分かれます。名前が似ているため混同されがちですが、休学の要不要・費用・単位の扱いが全く違います。

制度内容
交換留学休学不要。在籍校の学費を払いながら、提携先の海外大学で学ぶ。修得した単位は在籍校の単位として認定される(単位互換)ため、留年せずに卒業できるケースが多い
休学留学(私費・認定留学等)在籍校を休学し、海外の学校に個人で入学・在学する。費用は原則自己負担で、在籍校の学費とは別に留学先の学費がかかる。単位互換の対象になるかは学校・留学先次第

同じ「留学できる学校」でも、交換留学の枠が少なければ選考に落ちて結局私費留学になる、というケースは珍しくありません。

パンフレットの「留学制度あり」がどちらを指しているのか。ここが最初の分かれ目になります。

協定校数で比較する

交換留学の選びやすさを測る目安のひとつが「協定校数」(留学先として提携している海外大学の数)です。

数が多いほど、志望する国・分野に合う留学先を見つけやすくなります。Eduria掲載校の中で、協定校数を公表している大学を見ると次のような差があります。

海外協定校数(公表値、上位校)

単位:校

関西外国語大学

早稲田大学

上智大学

慶應義塾大学

関西学院大学

明治大学

※各大学公式サイト公表値(Eduria調べ、2026年7月時点)。協定校数は留学先の選択肢の広さの目安であり、実際に交換留学できる人数枠とは別

ここで気をつけたいのは、協定校数が多くても「実際に毎年何人が交換留学に行けるか」(派遣枠)は別の数字だという点です。

協定校数は選択肢の広さ、派遣枠は狭き門かどうかの目安。片方だけを見ていると、入学してから「行ける人はごく一部だった」と気づくことになります。

具体的な学校の例で見る留学制度の違い

同じ「交換留学あり」でも、学費の免除範囲や派遣規模は学校によって大きく異なります。実際の2校を比べてみます。

大学協定校数交換留学の費用特徴
近畿大学274校・機関(54カ国・地域)交換留学は派遣先の学費が免除、派遣留学は本学の学費が免除される留学先を学生が自由に選べる「認定留学制度」もあり、本学の授業料相当額を奨学金として支給
早稲田大学400校以上在籍中の学費のまま海外提携校で学べる年間約3,300名を海外へ派遣。留学センター「Waseda Global Gate」で情報提供・個別相談を実施

近畿大学は「交換留学」「派遣留学」で学費免除の対象が分かれている点、早稲田大学は派遣人数の規模(年間約3,300名)まで公表している点が特徴です。

派遣人数まで出している学校は、それだけ実績があるということでもあります。協定校数しか載せていない学校との差は、ここに出ます。

学校ごとの詳しい留学制度は、学校詳細ページの「海外留学制度」欄に載せています。

近畿大学・早稲田大学

出典: 近畿大学 交換・派遣・認定留学制度、早稲田大学 留学センター Waseda Global Gate

学校のパンフレット・サイトで見ておきたい3点

協定校数・提携国の幅

行きたい国・地域に留学先があるか。協定校数が少なくても希望国に強ければ問題ないこともある

費用が在籍校の学費据え置きか

交換留学は在籍校の学費のままが基本だが、渡航費・生活費・保険料は別途必要。休学留学は留学先の学費も別途かかる

単位互換の有無

留学中に取得した単位が卒業要件に認定されるか。認定されないと留年・卒業延期のリスクがある

最初から海外の大学・語学学校に進学する道もある

在籍する国内の学校から留学するのではなく、最初から海外の大学・語学学校に進学するという選択肢もあります。

Eduriaの学校検索では、海外の大学・海外の語学学校を種別ごとに絞り込んで探せます。

海外経験を活かせる仕事から進路を考えたい場合は、海外営業・グローバルマーケティングの仕事内容・なり方も参考になります。

留学先そのものを世界的な評価から検討したい場合は、世界大学ランキングTOP50もあります。

まとめ

  • 「留学制度あり」は2種類:交換留学(学費据え置き)と休学留学(自己負担)で中身が別物
  • 協定校数:選択肢の広さの目安。公表している上位校は400校前後
  • 派遣枠:協定校数とは別の数字。狭き門かどうかはこちらで決まる
  • 費用:交換留学でも渡航費・生活費・保険料は別途かかる
  • 単位互換:認定されないと留年・卒業延期につながる

次にやること — 志望校のサイトで「昨年度の交換留学派遣人数」を探してみてください。数字を公表している学校と、探しても出てこない学校とで、留学の現実味がかなり違います。

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